こんな世界を愛せたら、

心でタビするライフスタイリストはっちの、タビするように生きる日常を綴ります。

変わるコトの覚悟

 

 

これはあたしの人生の一部です。

 

 

 

 

 

2017/07/26

 

昨晩。

何ヶ月ぶりかに親と真剣に今後について話し合いをした。

退学、旅、そして夢について。

 

大学を退学することについて母親はもう大分諦めていて、夢を追えばいいと言ってくれていた。

 

だけど、父親は違った。

どうしても辞めるなと、そう言った内容に話を折り曲げる。

どれだけあたしが一生懸命想いを伝えてもこれっぽっちも響いてないようだった。

あたしはここ最近そんな頑なな父親に対して嫌気がさしていて、どこへ行くにも何をするにも話すのは母親だけにしていた。

 

父親に言えば頭ごなしに否定されて笑われる。

それが今のあたしには嫌で仕方なかった。

 

でも、昔も今も私は家族が大好きだ。

きっとこれからも大好きだろう。

 

だけど私は夢を追いかけたかった。

私の考えたワクワクしてキラキラしてるでっかい未来を歩きたいと心底思ってる。

そのためなら大好きな家族、彼氏。

みんなに背中を向けて駆け出す事も出来ると思った。

その先で自分が笑ってて、

ほら、幸せだよ。ってみんなに振り返ることが私が自由に生きる責任だって本気で考えて本気でそうゆう答えを出した。

 

だから大学を辞めるそうゆう選択をして、みんなにも声高らかにそれを公言した。

絶対に諦めない。

この夢を諦めないために、大学を辞めて追っかけてやろうって。

例えそれで親が親子の縁を切ると言っても構わない。

突き進んでやる。

そこまでの覚悟を決めたはずだった。

だから、このブログの一番初めの投稿にも大学辞めますって書いた。

いつかそれを後悔しそうになった時にこれだけの覚悟があったんだって思い出せるように。

 

でもその投稿から約2ヶ月後の昨日と今日。

 

その覚悟とやらはある一つの願いに揺さぶられている。

 

それは自己中なあたしが、今まで考えもしないことだった。

考えもしなかったし、そんなもの存在するとも思っていなかった。

 

『親の願い』

 

あたしは今まで何も言われなくても勉強したし、常に成績はよかった。

運動が苦手でもみんなより半年遅く入部した中学のソフトボール部では少し県内でも名のあるチームのレギュラーで副キャプテンをやっていた。

今思えば全部努力のたわものだった。

 

でもうちの親はそれをすごいねとぶっきらぼうには言ったものの、劇的に褒めてくれたりはしてくれなかった。

さも、まぁ。ちょっと頑張ったんじゃない?

そんなニュアンスだった。

 

だけど昨日父親は私に言った。

 

お前はずっと俺にとって自慢できる娘だった。

 

塾にもいかず、親に勉強を強いられた訳でもなく、自分の力で上智大学女子短期大学部に入学した私のことを

父親は私の知らないところで誇りに思ってくれていた。

 

それには母親も大きく頷いていた。

 

2人の願いはあたしが立派に大学を卒業すること

その一択だった。

 

あたしは自分の夢がさも立派じゃないと言われているようで悔しかった。

分からないくせに、理解しようともしてないくせに。

そんなに大学卒業した子が立派なのか?

やりたいことを本気でやってる奴は立派じゃないのか?

親の中に植え付けられた立派の価値観がもう既に私とは違うことは猿でもわかるレベルで理解していた。

 

でもそれと同時に生まれた感情がもう一つあった。

 

親の願いを叶えてあげたい。

 

でもそれは大学を卒業すること。

それはあたしが大口叩いてみんなに言った今やろうとしてることをかたっぱしから諦めて、やるかやらないか分からない あとで に持ち越して、自分の夢から一旦逃げるかのように自分の覚悟や気合いや熱を聞いてくれた人達に嘘をつくことになる。

 

 

欲張りなあたしにはどうすればいいのかもう分からなかった。

何を捨てて何を手に入れて、

誰の事を思えばいいのか。

 

泣くしかなった。

 

父親が言った。

 

お前が今思ってる事。コウタ君に言ってみろ。

コウタ君が一番頼れるんだろ?

 

あたしはその場で泣き崩れて

 

『....助けに来て。』

 

とコウタ君に電話をした。

 

5分もしないうちにバイクでコウタ君は駆けつけてくれた。

黙りこくって泣きじゃくるあたしのそばでずっと背中をさすってくれた。

 

前からずっとコウタ君はあたしに言っていた。

 

夢を追うなら逃げるな。

 

だから大学を辞める覚悟から逃げちゃいけないって本気で思ってた。

 

でも昨日のコウタ君は

 

お前にはお前に合ったのやり方がある。

欲張るなら欲張るなりのやり方でやれ。

 

そんなニュアンスのことを言ってた。

 

最後に決めるのは自分だけど....

 

って言葉付きで。

 

 

あたしに合ったやり方ってなんだ?

欲張れるやり方ってなんだ?

 

 

今朝。

おばぁちゃんからすごく久々に電話がきた。

小さい頃からあたしをお姫様みたいに育ててくれた人だ。

昨日の話で知ったことだが、大学の入学金はあたしが何かをしたいと思った時のためにおばぁちゃんが貯めてくれていた貯金だと父親に言われた。

だけど、おばぁちゃんには退学の話はまだしていなかった。

 

なんでこのタイミングで電話してくるんだよ、、、、。

 

何ヶ月ぶりかに聞くおばぁちゃんの声はいつもの元気な声を思い出させるのを拒むかのように弱ってた。

 

パパからも聞いてると思うけど、最近体調悪くてね。

大学頑張ってるかい?たまには顔を出しに来てね。

 

世の中はよくできてる。

 

あたしはおばぁちゃんの願いも叶えなきゃいけない。

おばぁちゃんの色んな願いを込めたお金で入学していること。

どうしてこのタイミングで知ってしまったんだろう。

なんでもっと早く教えてくれなかったんだろう。

 

親を思う気持ちと夢を追いたい気持ち

 

今じゃなきゃ嫌な理由を説明できない自分が悔しくて、あたしの見てるこのキラキラした世界を分かってもらえないのがもどかしくて。

どちらかを取ることは今の私には難しくて選べなかった。

 

でも少し糸口が見えた。

休学して、また来年の今頃親の願いを叶えてあげればいいんじゃないか?

 

そう思った。

 

でも大学を辞めると大口叩いた矢先、休学という選択ですらあたしにはなんだか腑に落ちなかった。

 

 

 

さっき、軽いノリでこのことをバイト先の店長に相談した。

二児の父でもある店長はいつもアルバイトの私達の相談も親身になって聞いてくれる。

 

店長からの返事はこうだった。

 

もうその選択って誰でもないおばぁちゃんが決めることなんじゃない?

 

背中に乗っかってた重たい何かが消えていくのを感じた。

 

なるほど。

 

おばぁちゃんの願いが父親と同じく私が大学を卒業することなら、休学をとる。

一方、私が私の望む方に幸せにやっていくのが願いなら、私は退学する。

 

この選択をおばぁちゃんの判断に委ねたのはきっと逃げではない。

逃げだという人がいたとしても

私は逃げではないと思ってる。

 

この選択はここまで愛してくれた両親とおばぁちゃんへのせめてもの親孝行になる。

そしてどちらになっても私が全力で全うすることは、私が自由を生きるための責任だ。

今までも自由を生きるための責任や覚悟は色々考えていた。

だけど、親孝行は正直あたしの盲点だった。

 

 

近いうちにおばぁちゃんに話しに行こう。

2017/08/28

 

 

あれから約一ヶ月がたった。

これから退学届を提出しに行く。

 

一ヶ月前のあの時程の辛さや苦しさはもう今はない。

退学が決定したのはあの話し合いをした日から少し経ってからだった。

 

あの後大学で退学届と休学届をもらったあたしはおばぁちゃんに会いに行った。

 

おばぁちゃんは痩せこけていた。

それでもあたしにこれが好きだもんねと言って痙攣の治らない手で冷し中華とポテトサラダを作ってくれた。

 

あたしはまず、写真を見せた。

旅の写真だ。

そして、楽しい思い出の話もした。

 

おばぁちゃんはびっくりしてた。

そんなところまで1人で行ったの?とかそんなことも出来るの?とか。

驚きながら感心してくれた。

 

だけどこのあと言わなきゃいけない。

退学のこと。

あたしは重い口を開いた。

 

あのさ、、大学の、、、、

 

退学したいんでしょう?

 

え。

先を越された。

そんな気はしてたとおばぁちゃんは言った。

 

そこから色々話しておばぁちゃんは目に涙を浮かべてこう言った。

 

親の願いより、自分のやりたいことをしなさい。

ババは卒業して欲しいけど、ババのために卒業するんじゃ意味がないから。

 

こんな返事が返ってくると思わなかった。

すごく複雑な気持ちになって、あたしはありがとうとただ下手くそに笑っておばぁちゃんの家を出た。

 

 

そこからはすごくカッコ悪かった。

結局自分では決められなくなってたまらなくなったあたしは、退学届と休学届の両方に名前を書いて両親に渡した。

 

あたしは 退学がしたい。

 

それだけを言って。

 

 

次の日の朝、部屋のドアの隙間から紙が差し込まれていた。

 

ハンコと親の同意サインがある退学届だった。

 

感謝と申し訳なさで溢れた涙を堪えてこの日、人生で最後の大学に向かった。

 

 

 

 

日常が変わるコト。

 

そして

 

日常を変えるコト。

 

 

 

この2つはすごく難しい。

 

だけど、一歩踏み出して新しく歩くこの日常は楽しくて仕方ない。

キラキラしてワクワクして、たくさん躓いてまた歩き出す。

その繰り返しが明日のあたしを今日のあたしより強くする。

 

 

その一歩に必要な覚悟は人それぞれだし、生半可なものではないと思う。

だけど、その覚悟を決めた今。

自分にできないことはないって確信してる。

 

良くも悪くも変わり続けるこの日常を全力で生き、そして愛すること。

 

それがこれからのあたしのやるべきことで、

 

覚悟だと思う。